KINTOのトラベルタンブラー、おしゃれだけどカバンの中で漏れたら最悪だな…
SNSで見かける洗練されたデザインに惹かれつつも、「漏れる」という口コミを見て購入を迷っていませんか?
結論から言うと、私はKINTOを2年毎日愛用していますが、正しく使えば“ほぼ防げます”。
しかし、実は「ある落とし穴」を知らないと、大切なカバンを水浸しにしてしまう可能性があるのも事実です。
この記事では、KINTOを愛用する私が以下のポイントを徹底解説します。
- 「漏れる」という口コミの正体と、実際に起きたトラブルの原因
- 漏らさないための開け方と閉め方のコツ
- 2年使って分かった、メリット・デメリットの本音レビュー
- 万が一漏れた時のチェックリストと、パーツの買い替え方法
この記事を読み終える頃には、KINTOを安心して持ち歩けるようになり、毎日のお出かけが今よりもっと楽しみになるはずです。
迷うのはサイズだけ。通勤で“軽さ・持ちやすさ”なら350ml、補給できない日が多いなら500mlが安心です。
KINTOトラベルタンブラーを2年毎日使って分かった「漏れる時/漏れない時」と対策ポイント

漏れたのは年1〜2回。原因は「ゆるみ」と「斜め締め」だけだった
結論から言うと、KINTOトラベルタンブラーは、私の使い方(自宅で入れて職場で飲む)では漏れない日がほとんどです。2年・毎日使っていますが、漏れが起きるのは体感で年に1〜2回ほど。時期は、頻繁に水分補給する夏に偏る印象があります。
ただ“漏れゼロ”ではありません。
漏れに気づくのはだいたい取り出した瞬間で、バッグの底がしっとりしている感じ(底が広く湿る感覚)です。タンブラーは縦で入れていて、中身は口元の少し下(ほぼ満タン)まで入れています。
濡れて困ったのは、スマホと布の手提げ袋。だから原因を「2つ」に絞り込んで、対策も固定しました。
私の場合、漏れの原因は次の2パターンにほぼ集約されます。
①二段フタの“気づかないゆるみ”(外フタ操作で飲み口側が動く)
KINTOは外フタと飲み口(中側)の二段構造です。外フタを回すときに飲み口側も一緒に動く感覚があって、がばっと緩むわけじゃないのに、気づかないうちに飲み口側がゆるんでいたことがありました。
このパターンは「閉めたつもり」になりやすいのが厄介で、漏れに気づくのはいつも取り出した瞬間。バッグの底がじわっと湿っている感じになりやすかったです。
②斜め締め(締め初めで噛む)
もう1つは、閉めたつもりでも締め初めで斜めに噛んでいたケースです。体感では、こっちのほうが漏れる量が多い印象でした。
私が気づくサインはわりと分かりやすくて、
- 回している途中で回りが重い
- フタの境目に段差ができる
このどちらかが出たら、そのまま続行せずいったん戻して締め直すようにしています。
つまり私の漏れは“たまたま”というより、閉め方のクセ(確認なし/締め初めの噛み)で起きていました。次は、私が効いた具体的な閉め方で漏れは減らせます。
私が漏れを減らした3手順
私がいちばん効いたのは、フタの“閉まったつもり”をなくすことでした。上の2パターン(飲み口側のゆるみ/斜め噛み)を踏まえて、閉め方を3手順に固定しています。
タンブラーは手に持ってやります。
①いったん少し戻す(締め初めの斜め噛みをリセット)
②締め初めはゆっくり(回りが重い/段差が出たらやり直す)
③最後に下向きで3秒静止(1回)して、水滴が出ないか確認
通勤用にちょうどいいオシャレボトル!
仕事が忙しくて朝急いでいる日ほどミスが出やすかったのですが、このルールにしてからは漏れが体感で減りました。
特に私は職場で水を補給できず、こまめな水分補給をしたいので、この確認を入れるだけで安心感が違います。
水分を入れた直後と飲んだ後の確認が大事
私の漏れ対策は、出発前にまとめてやるより、「入れた直後」と「飲んだ後」に分けて小さく潰すほうが安定しました。
場所はシンクの上。中身は口元の少し下まで入れた状態のままやります。
| タイミング | 見るサイン | やること(私の手順) | 所要 |
|---|---|---|---|
| 入れた直後(シンク上) | 段差/回りが重い・引っかかる/水滴 |
①フタの境目を一周見て段差がないか ②回して重い・引っかかるなら、いったん戻して締め直し ③下向きで3秒静止して水滴が出ないか確認 | 10秒 |
| 飲んだ後(移動前) | 気づかないゆるみ(飲み口側) | 外フタを閉めたあと、飲み口側がゆるんでないか1回だけ確認する | 1〜2秒 |
夏は水分補給の回数が増えて外フタを触る回数も増えるので、私はこのチェックを毎回やっています。
バッグ内の定位置はお弁当のとなりに固定しています。これで「カバンが濡れない」状態に持ち込みやすくなりました。
バッグに縦に入れておけば大丈夫?

タンブラーって「縦に入れておけば大丈夫」と思いがちですよね。
でも私の場合、縦でもバッグの底がしっとりしたことがあります。
気づくのはだいたい取り出した瞬間。
濡れ方は“点”ではなく、底が広く湿る感じでした。
なので私は、フタのチェックだけじゃなく、リュックの中での置き方もルール化しています。
私の結論:「縦」だけでは不十分で、“倒れない配置”までセットにすると安定します。
- OK配置:リュックの端に定位置を作る
- OK配置:四角いランチボックスのとなりに置く(壁になって動きにくい)
- OK運用:タンブラーは(私は)裸で入れる前提で、位置だけ固定する
- OK運用:スマホはタンブラーと同じ空間に入れず、上段の別ポケットに固定
四角いお弁当箱が“壁”になるので、タンブラーが安定して動きにくいのがポイントです。
- NG例:雑に底が上になる向きで入れる
- 理由:床置きでリュックが横倒しになった時に、中で姿勢が崩れやすい
- 私の回避策:この向きだけは避ける
実際、リュックを床に縦置きしていても、バランスを崩して横倒しになることがありました。
そのタイミングで中の姿勢が崩れて、蓋がズレていると底が湿ったことがあります。
いまは「入れた直後の10秒チェック → 端の定位置(お弁当のとなり)」をセットにしてから、濡れる不安がかなり減りました。
2年使用してパッキンの劣化は感じない/不安なら交換パーツも買える

2年・毎日使っていると「漏れる=パッキン劣化?」と不安になりますよね。
ただ私の場合、漏れが起きた原因は主に閉め方のミス(斜め噛み/飲み口側のゆるみ)でした。
パッキンやフタ裏については、現時点で汚れ・におい・変化を特に感じていません。
私はパッキンを1か月に1度のペースで洗っています。
もし最近、次のような違和感が出てきたら、まずは点検すると安心です(私は気になった時に確認しています)。
- 漏れが増えた気がする
- においが残る
- フタ裏がヌルっとする
そして、安心材料としてもうひとつ。
KINTOは公式で交換用パッキンも買えます。私自身はまだ交換が必要だと感じていませんが、「パッキンが原因かも」と思った時に逃げ道があるのは助かります。
パッキン点検→交換の手順(30秒で迷いを終わらせる)
「漏れが増えたかも?」と思ったら、いきなり買い替える前に30秒だけ点検します。
私の順番は点検→必要なら交換です。
- ①フタの締め方を先に確認:段差/回りが重い・引っかかる/下向き3秒で水滴…ここが雑だと原因がパッキンじゃなくても漏れます。
- ②フタ裏と飲み口まわりをサッと見る:水滴が残ってないか、変な濡れ方をしてないかをチェック。
- ③パッキンの“見た目”をチェック:ひび/欠け/ヨレ/伸びが見えたら交換候補。
- ④“触った感触”をチェック:外したときに弾力がない・固い・へたって戻りが弱いなら交換候補。
- ⑤におい・ぬめりをチェック:洗ってもにおいが残る/ヌルっとする・取れにくいなら交換候補。
私の判断ルール:
「締め方(10秒チェック+飲んだ後チェック)を守ってるのに漏れが増えた」または「見た目・感触の劣化サインがある」なら、パッキン交換を検討します。
パッキンは安いので、迷ったら“保険”で買っておくのもアリです。
- トラベルタンブラー 350ml シリコーンパッキン(A)
- ¥220(税込)
- No.20930
※私は現時点でパッキンの劣化は感じていませんが、「逃げ道がある」と思えるだけで安心感が違います。
こまめに水分補給する場合は要注意
私の場合、入れ方で意識するのは「満タン回避」よりも、触る回数が増える日と姿勢が崩れる日を警戒することです。結局、ここを潰すと運用が安定しました。
- 触る回数が増える日:夏(氷ありの水)/冬(熱い白湯)
- 姿勢が崩れる日:リュックを床置きして横倒しになる日
私が普段入れているのは、夏は氷ありの水、冬は熱い白湯です。どちらも、こまめに水分補給したくてフタを触る回数が増えるので、結果的にゆるみや締め直しの機会が増える感覚があります。
量は口元の少し下まで入れています。ただ、量を少し減らしたからといって安心感が変わる感じはあまりなく、私にとって効いたのは「量」よりも姿勢と確認でした。
なので私は、こまめに飲む日ほど“チェックと置き方”を固定しています。
- 入れた直後:段差・重さ・水滴を10秒チェック
- 飲んだ後:外フタを閉めたあと、飲み口側がゆるんでないか1回だけ確認
- バッグ内:リュックの端×お弁当のとなりに定位置固定(姿勢を崩しにくい)
- 床置き:壁に寄せて、倒れないようにバッグの形を整える
このセットにしてから、こまめに飲む日でも「バッグの底がしっとりするかも…」という不安がかなり減りました。
2年使って分かった、メリット・デメリットの本音レビュー

結論から言うと、KINTOトラベルタンブラー350mlは「毎日使って気分が上がる」のに、値段も手が届きやすいバランス型です。
一方で、使い始めてから分かった弱点もはっきりしています。特にフタの2重構造は、良くも悪くも“クセ”があるので、ここを理解して運用を固定できるかで満足度が変わります。
メリット(買って良かったところ)
良かった点は、見た目だけじゃなく「毎日使う前提」で効いてくるものが多いです。
- デザインが魅力的
机に置いても生活感が出にくく、持ち歩く気分が上がります。毎日使うものだから、ここが良いだけで満足度が上がりました。 - 350mlがちょうどいい
私は「自宅で入れて職場で飲む」使い方ですが、この運用に350mlが本当にちょうど良いです。大きすぎないので持ち歩きやすく、でも“少なすぎて足りない”になりにくい絶妙なサイズ感でした。 - 職場で「かわいい水筒ですね」と言われた
実際に職場で声をかけられたことがあります。こういう“ちょっとした好印象”は地味に効きます。毎日持つ道具として、気持ちの面でもプラスでした。 - 3000円台で買いやすい
毎日使う水筒としては、試しやすい価格帯です。高すぎて神経質になる感じもなく、気軽に導入できました。
まとめると、KINTOは「見た目が良いから使いたくなる」だけで終わらず、サイズ感と日常の使いやすさまでセットで満足度が高いタイプでした。
デメリット(ここは正直めんどい/注意点)
一方で、デメリットは“構造由来”のものが中心です。ここを知らずに使うと、ストレスが残りやすいと思います。
- 外フタと中フタの2重構造で、中フタがゆるみやすい
外フタを開けるときに、中フタ側も一緒に動く感覚があります。がばっと緩むわけではないので気づきにくく、結果として中フタがゆるんでいたことがありました。
私の「年1〜2回の漏れ」は、まさにこの“気づかないゆるみ”や、締め方のミス(斜め噛み)が絡んで起きています。 - パーツが多くて洗うのがめんどい(食洗機非対応)
構造は本体・外フタ・中フタ。毎日使うと、正直「洗うのがめんどくさいな」と思う日があります。
食洗機が使えないのも、忙しい日にはデメリットでした。 - 初期不良(または個体差)の見分けが難しい(実例あり)
妻も同じトラベルタンブラーを購入しましたが、購入直後から中フタが最後まで閉まらず、少し浮く個体でした。
ただ、浮いたままでも外フタは閉まるし、意外と漏れない。だから「こんなものか」と思って使い続けてしまったそうです。
でも今思うと、返品できるうちに対応すればよかったと後悔しています。
「漏れ」よりも味の変化・におい移りが気になる人は、セラミック系の選択肢もアリです。私が実際に感じた点と、最終的にSTTOKEを選んだ理由は別記事にまとめました。

特にややこしいのが最後のポイントで、「漏れない=正常」とは限らないこと。漏れないからこそ判断が遅れます。
だから私は、新品で届いたら最初にここだけはチェックするのがおすすめです。
- 中フタが最後まで閉まるか(浮いていないか)
- フタの境目に段差がないか
違和感があるのに「漏れないから大丈夫」で流すと、あとからモヤモヤが残りやすいです。“様子見”するなら、返品できる期間内に一度判断しておくのが安心でした。
漏れないからこそ判断が遅れる。ここは到着直後が一番大事でした。
結論:KINTOは「気を付ければ漏れない」タンブラー
KINTOトラベルタンブラー350mlは、デザインとサイズ感で満足度が高い一方、フタのクセと洗う手間がある製品です。
私は「入れた直後の10秒チェック」「飲んだ後の1回確認」「バッグ内の定位置固定」をセットにしてから、漏れ不安がかなり減りました。
KINTOトラベルタンブラーが向く人・向かない人
KINTOは「絶対に漏れない魔法の水筒」じゃなくて、“しっかり使えば漏れが少ないタンブラー”です。
私は2年毎日使って、漏れは体感で年1〜2回(夏に偏る印象)。だからこそ、向き不向きはハッキリしています。
向く人
向くのは、私と同じように「朝入れて→職場で飲む」を毎日回している人です。職場で補給できないぶん、私は口元の少し下(ほぼ満タン)まで入れて持ち歩きますが、日常のほとんどは問題なく回っています。
ただしコツはひとつ。
「気合い」じゃなくて“ルール”で持ち歩くことです。
- 入れた直後:段差・重さ・水滴の10秒チェック
- 飲んだ後:外フタを閉めたあと、飲み口側がゆるんでないか1回だけ確認
- バッグ内:端×お弁当のとなりに定位置固定
- 床置き:壁に寄せて、倒れないようにバッグの形を整える
ここまでやれる人は、漏れ不安をかなり小さくできます。逆に言うと、KINTOは「雑に入れても大丈夫」より「ちゃんと運用すると強い」タイプでした。
向かない人
私が一番イヤだった瞬間は2つあります。
スマホが濡れたことと、お弁当を入れる布製の手提げ袋が濡れたこと。
濡れていたのに気づいたのは、どちらも取り出した瞬間でした。
だからこそ、漏れゼロ以外は許容できない人には合わない可能性があります。
私は2年毎日使っても「絶対ゼロ」とは言い切れず、閉め方が斜めに噛んだり、外フタの開閉で飲み口側が気づかないうちにゆるんだりすると、バッグの底がしっとりすることがありました。
特に、同じバッグにスマホを入れていて「濡れたら困る」人はストレスが残りやすいと思います。忙しい朝ほど確認が飛びやすい(私もそうでした)ので、“忙しい日にこそ守れる運用”が作れないなら慎重に。私は逆に、このルールをセットにしてから安心感が上がりました。
スタバのワンモアコーヒーとコラボが最高!

私はスターバックスでコーヒーを飲む時間が好きです。
一杯目はお店でゆっくり飲んで、帰りは「ワンモアコーヒー」を利用して130円でもう一杯。

その2杯目をトラベルタンブラーに入れて、家に帰ってから飲むのが私の定番になっています。
- 店で飲む:その場で一回リセットできる
- 持ち帰る:帰宅後にもう一回楽しめる
- 結果:仕事帰りでも「もう一回カフェに寄った満足感」が残る

これが地味に最高で、家では温かい(または冷たい)コーヒーをお得に楽しめる。だから私はこの使い方をよくやります。
そんな中、スターバックス公式サイトで見つけたのが「スターバックス リザーブ® トラベルタンブラー500mlブラック(¥4,800)」。
まず、KINTOのロゴマーク入りなのがズルい。シンプルなのに“ちゃんと好き”が伝わる感じで、持っているだけで気分が上がりそうで、正直かなり惹かれました。
しかも仕様も、私の使い方に刺さります。
- 握りやすくて開閉がスムーズなフタ
- 360度どこからでも飲める飲み口
- 氷を受け止めて、勢いよく出るのを防ぐ内フタ
- 真空二重構造で保温・保冷に強い
- 漏れ防止あり
私みたいに「店→持ち帰り→自宅で飲む」をする人にとって、ちょうど欲しい要素が揃ってるんですよね。
スターバックス リザーブ®とKINTO、好きなもの同士のロゴが並んでいるのも、個人的には決定打です。
欲しい。買おうかな!
専用コーヒーボトルなら、カフアコーヒーボトルは漏れるのかという記事を書いているので、参考にしてください。

まとめ:KINTOトラベルタンブラーは漏れることが年に数回あるけど最高のパートナー

私はKINTOトラベルタンブラーを2年、ほぼ毎日使っていますが、漏れたのは数回だけでした。体感としては「ほとんど漏れない」です。
漏れた時を振り返ると、原因はだいたいフタの閉め方(2重構造のゆるみ・斜め締め)。
なので、トラベルタンブラーの構造を知って、閉め方をちょっとだけ丁寧にするだけで、漏れる不安はかなり減ると思います。
デザインはやっぱり良いし、持ちやすくて飲みやすい。私はこの点だけでも「毎日使う価値があるな」と感じています。だから基本的にはおすすめです。
ただし、ひとつだけ。
「絶対に漏れたくない」人には不向きかもしれません。
私は漏れゼロとは言い切れないし、スマホや布の手提げ袋が濡れた経験もあります。だからこそ、気になる人は購入前のフタの閉まりチェックと、持ち歩きのルール化を前提に考えるのが安心です。
通勤用にちょうどいいオシャレボトル!
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